【AI時代に生きる】反AIについて思うこと【使うメリット、使わないリスク、初心者向けの第1歩】


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00:00:00,0 –> 00:00:02,268
こんにちは、みくちゃんねるです。

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00:00:02,268 –> 00:00:08,375
みなさんは、AIに多くの仕事が奪われるようになる
という話を聞いたことはありますでしょうか?

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00:00:08,375 –> 00:00:13,279
今回は、反AI的な風潮について思うことを
テーマにお話しします。

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00:00:13,279 –> 00:00:24,724
AIは、データ分析や生成AI、機械学習など、
様々な分野で活用され、社会全体の効率化に
大きく寄与していくことが期待されています。

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00:00:24,724 –> 00:00:34,434
一方で、特に生成AIにおいては、回答の正しさや著作権、
倫理面での懸念があり、賛否両論があるのも事実です。

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00:00:34,434 –> 00:00:41,574
しかし、ただ批判や懸念を口にするだけでは、
将来の大きなリスクを見逃してしまう可能性があります。

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00:00:41,574 –> 00:00:52,352
今回は、生成AIを使わない選択をした場合に
どのようなリスクが伴うのか、そしてなぜ今すぐに
活用を始めるべきなのかについて、話していきます。

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00:00:52,352 –> 00:00:54,554
それでは、始めていきます。

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00:01:03,163 –> 00:01:06,466
今回の動画の内容は、こちらの通りです。

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00:01:06,466 –> 00:01:12,105
まずはじめに、AI活用に関する
日本の現状と課題について話していきます。

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00:01:12,105 –> 00:01:19,479
次に、専門家がAIを活用するメリット、
そしてAIを活用しないリスクについて話していきます。

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00:01:19,479 –> 00:01:26,319
最後に、まだAIを使ったことが無い方に向けて、
何から始めるべきかについて話していきます。

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00:01:29,222 –> 00:01:33,226
まず、日本におけるAIの活用状況を見てみましょう。

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00:01:33,226 –> 00:01:38,465
日本は他の先進国と比べると、
AIの活用率が低い国です。

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00:01:38,465 –> 00:01:53,279
例えば、総務省が発表した2024年度情報通信白書によると、
生成AIを利用している個人の割合は、アメリカや中国が
約半数である一方、日本ではわずか1割程度にとどまっています。

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00:01:53,279 –> 00:01:55,715
企業でも同様の傾向が見られます。

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00:01:55,715 –> 00:02:03,356
アメリカや中国の企業の約8割が生成AIを
業務に活用しているのに対し、日本では半分以下です。

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00:02:03,356 –> 00:02:08,61
この背景には、日本特有の文化的要因があると考えられます。

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00:02:08,61 –> 00:02:15,35
例えば、新しい技術に対する過剰な警戒心や、
失敗を許さない社会風土が挙げられます。

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00:02:15,35 –> 00:02:20,240
マイナンバーカードや原子力発電に対する
過剰な拒否反応がその典型例です。

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00:02:20,240 –> 00:02:27,547
しかし、この態度を続けることは、企業だけでなく、
個人にとっても大きなリスクを伴います。

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00:02:27,547 –> 00:02:35,455
自身の持つスキルがAIに追いつかれれば、
仕事を失ったり、競争力を失う可能性が急速に高まります。

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00:02:35,455 –> 00:02:45,198
これまで日本は、非正規雇用者や外国人労働者を増やすこと
により、労働力の流動性を高め、人手不足に対応してきました。

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00:02:45,198 –> 00:02:50,403
しかしこれらの対策は、
低賃金や治安の悪化などの問題を抱えています。

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00:02:50,403 –> 00:02:55,608
AIは、これらの問題を解決出来る、
大きな可能性を秘めています。

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00:02:55,608 –> 00:03:05,285
深刻な少子高齢化問題とも相まって、
日本におけるAIの活用は単なる選択肢ではなく、
必要不可欠な手段となりつつあります。

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00:03:05,285 –> 00:03:13,293
その必要不可欠な手段を取らずにいることは、
取り返しがつかないほどのハンデを負ってしまうことに
繋がりかねないと考えています。

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00:03:13,293 –> 00:03:24,904
AIに追いつかれ、追い越されないように自分自身を守る
という意味で、AIを食わず嫌いするのではなく、
理解し、積極的に活用していく姿勢が求められます。

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00:03:24,904 –> 00:03:32,345
インターネットやスマートフォンも、最初は戸惑った方も
居たと思いますが、今では生活の一部となっています。

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00:03:32,345 –> 00:03:36,516
それと同じように、AIも日常の一部となっていくでしょう。

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00:03:39,219 –> 00:03:44,991
AIは、統計的に正しいとされる成果物を
高速で作成することに長けています。

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00:03:44,991 –> 00:03:52,732
しかし、必ずしも完璧ということは無く、ハルシネーションと
呼ばれるもっともらしい誤りを含むこともあります。

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00:03:52,732 –> 00:03:59,372
これを理由にAIを毛嫌いする方もいますが、
これはAIの本質を誤解している可能性があります。

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00:03:59,372 –> 00:04:06,46
AIは全知全能の神のように捉えるのではなく、
優秀な部下として捉えるべきだと考えています。

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00:04:06,46 –> 00:04:12,385
この認識を持つことができれば、AIの見え方、
関わり方も大きく変わっていくでしょう。

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00:04:12,385 –> 00:04:19,192
例えば、あなたが上司で、部下が作成した成果物を
レビューしている場面を想像してみてください。

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00:04:19,192 –> 00:04:28,68
部下が80%の完成度で資料を作成し、上司が指摘、
修正して完成度を引き上げるというプロセスに似ています。

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00:04:28,68 –> 00:04:31,771
どんなに優秀な部下でも、ミスをすることはあります。

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00:04:31,771 –> 00:04:38,478
しかし、部下がミスをしたからといって、
すぐに無能だと決めつけるような人は少ないと思います。

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00:04:38,478 –> 00:04:44,684
上司が部下の成果物をチェックしたときに、
その誤りを検知出来るのであれば問題ありません。

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00:04:44,684 –> 00:04:55,195
これと同様で、AIが生成した成果物を人間がチェック、
補完することで、より高品質な成果物を
効率良く作成することが可能です。

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00:04:55,195 –> 00:05:04,471
また、AIを活用することで、自分がやらなくても良い部分を
AIに任せ、自分にしかできない部分に集中することができます。

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00:05:04,471 –> 00:05:12,145
このアプローチにより、作業効率を向上させるだけではなく、
自分自身の成長を加速させることもできます。

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00:05:12,145 –> 00:05:18,551
さらに、AIは人件費と比べれば、
コストが大幅に低いところも強みの一つです。

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00:05:18,551 –> 00:05:27,794
これまでコスト面で外注を避けていた小規模な事業者や個人でも、
AIを活用することで低コストで効率的な作業が可能になります。

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00:05:27,794 –> 00:05:32,866
今の日本には、AIでも出来る仕事に
人を割り当てている余裕はありません。

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00:05:32,866 –> 00:05:40,140
そういった仕事をAIに任せることで、逆にAIに出来ない分野に
人を再配置することが出来るようになります。

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00:05:40,140 –> 00:05:46,613
AIは、使い手によって、そのアウトプットには
大きな差が生まれるところも特徴の一つです。

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00:05:46,613 –> 00:05:55,321
特定分野に対する深い知識を持った人は、
内容をより掘り下げることも、ハルシネーションを
すぐに検知することも出来るでしょう。

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00:05:55,321 –> 00:06:04,597
ご自身の得意領域においては、AIという武器しか
持っていない新規参入者には無い大きな
アドバンテージとなるため、差別化が図れます。

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00:06:07,200 –> 00:06:10,403
すでにAIの流れを止めることはほぼ不可能です。

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00:06:10,403 –> 00:06:21,848
例えば、IntelのCore UltraやAMDのRyzen AIなどを
搭載したパソコンが市場に出回ってきていることで、
ローカルでAI機能を利用できる環境が整いつつあります。

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00:06:21,848 –> 00:06:28,988
これにより、仮に大手のAIサービスが停止したとしても、
ローカルAIは引き続き利用可能です。

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00:06:28,988 –> 00:06:33,460
また、AIの平均的なスキルレベルも常に向上しています。

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00:06:33,460 –> 00:06:39,999
そのため、AIを避け続けることで、
業界全体の変化に取り残されるリスクが高まります。

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00:06:39,999 –> 00:06:45,839
なお、生成AIについては、
著作権や倫理面に関する問題を抱えています。

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00:06:45,839 –> 00:06:56,216
直近では、クリエイティブな業界、特にイラストレーターの
作品が、本人の同意無くAIの学習の材料に使われていることが
問題視されています。

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00:06:56,216 –> 00:07:04,90
しかし、だからといってAIの活用を拒否し続けることは、
競争力の格差を広げることになると考えています。

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00:07:04,90 –> 00:07:07,394
ほぼすべての作業をAIに任せる必要はありません。

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00:07:07,394 –> 00:07:15,735
イラストを例に取れば、構図やポーズの参考として、
いくつかの案をAIに出してもらうなど
といったことから始めることもできます。

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00:07:15,735 –> 00:07:24,711
その方の強みが構図やポーズではなく、
タッチや背景など他の部分にあるのであれば、
AIとの相乗効果を期待できます。

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00:07:24,711 –> 00:07:27,313
AIを使わずに生き残る人もいるでしょう。

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00:07:27,313 –> 00:07:34,721
しかしそれは、アナログのほとんどがデジタルに取って代えられた
ように、一部のトップレベルの人材だけになるでしょう。

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00:07:34,721 –> 00:07:45,865
私は、今のイラストレーター、そして今のファンが
AIに否定的な立場を続けることで、将来的に
イラストレーターが不幸になってしまうことを心配しています。

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00:07:45,865 –> 00:07:57,10
また、今後はイラスト作成ツールにもAIが
搭載されるようになり、好きか嫌いかに関わらず、知らずに
使っていたなんてことにもなっていくだろうとも予想しています

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00:07:57,10 –> 00:08:08,955
真似をするために使うのではなく、自分自身の強みを
より高めるために使うことで、この大きな変化の波を乗り越え、
さらに良い作品を生み出すことが出来ると考えています。

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00:08:08,955 –> 00:08:18,765
登場初期の段階では多くの人が生成AIによる作品だと
見抜けていましたが、現在ではパッと見では判断が
つかないレベルにまで到達しています。

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00:08:18,765 –> 00:08:26,139
生成AIの作品と間違えられ、一生懸命作った作品を
否定されるようなことにもなってほしくはありません。

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00:08:26,139 –> 00:08:38,718
いたちごっこになる可能性はありますが、学習対策の
透かしやノイズを施し、AIの邪魔をしつつも、AIに対する
理解と積極的な活用を検討していくべきだと思います。

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00:08:38,718 –> 00:08:48,728
今回はイラストレーターを例に出しましたが、
クリエイティブ系に関わらず、他の業界であっても、
同様に危機感を持って行動する必要があります。

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00:08:51,197 –> 00:08:55,168
兎にも角にも、小さな一歩を踏み出すことが大切です。

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00:08:55,168 –> 00:09:02,308
とはいえ、AIを活用するといっても、何から
手を付けていいのかわからないといった方も多いと思います。

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00:09:02,308 –> 00:09:07,747
まずは、Google検索をする感覚で、
AIに質問を投げかけてみましょう。

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00:09:07,747 –> 00:09:15,889
例えば、ChatGPTのような生成AIを使えば、
情報収集やアイデア出しを効率的に行うことができます。

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00:09:15,889 –> 00:09:21,428
こうした小さな取り組みを積み重ねることで、
AIの可能性を実感できるでしょう。

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00:09:21,428 –> 00:09:29,969
また、AIの成果物を検証し、修正するプロセスを通じて、
AIを活用するスキルを磨くことができます。

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00:09:29,969 –> 00:09:34,107
このスキルは、将来的に大きな差別化要素となるでしょう。

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00:09:37,10 –> 00:09:44,851
AIは明らかにゲームチェンジャーであり、AIを使わない選択は、
将来の大きなリスクを伴う可能性があります。

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00:09:44,851 –> 00:09:50,623
重要なのは、AIを恐れるのではなく、
どう使いこなすかを考えることです。

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00:09:50,623 –> 00:09:56,930
この動画をきっかけに、少しでもAI活用への
一歩を踏み出す人が出てきてくれると嬉しいです。

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00:09:56,930 –> 00:10:03,436
このチャンネルでは、パソコンやガジェット関連のレビュー、
解説動画を中心に投稿しています。

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この動画が気にいった方、パソコンやガジェット関連に
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よろしくお願いします。


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