1
00:00:00,0 –> 00:00:02,268
こんにちは、みくちゃんねるです。
2
00:00:02,268 –> 00:00:08,208
今回は、ビジネス向けノートパソコンとして
根強い人気があるThinkPadシリーズの中でも、
3
00:00:08,208 –> 00:00:16,82
最上位に位置するフラッグシップモバイルノート、
ThinkPad X1 Carbon(以下、X1C)の
各世代の違いについて見ていきます。
4
00:00:16,82 –> 00:00:27,93
この動画を見ることで、CPUやメモリ容量、
見た目といった表面上の違いに留まらず、各世代の
違いを横断的に把握することができるようになります。
5
00:00:27,93 –> 00:00:38,171
世代毎の強みを詳しく知りたい方、もしくはあえて
過去モデルを選ぼうと思っている方にとって参考になる
内容となっていますので、ぜひ最後までご覧ください。
6
00:00:38,171 –> 00:00:40,407
それでは、始めていきます。
7
00:00:48,515 –> 00:00:51,317
今回の動画の内容はこちらの通りです。
8
00:00:51,317 –> 00:01:05,899
まずはじめに、ThinkPadの特徴を簡単に紹介した後、
動画作成時点で最新のモデルとなる、
ThinkPad X1C Gen13 Aura Edition(以下、AE)
までの各世代の違いについて詳しく見ていきます。
9
00:01:05,899 –> 00:01:18,378
また、終売モデルを中心にあえて中古で購入しようと思っている
方向けに、ThinkPad X1Cを中古で購入する上での
注意点やポイントも合わせてご紹介します。
10
00:01:18,511 –> 00:01:21,614
まずは、ThinkPadの特徴についてです。
11
00:01:21,614 –> 00:01:26,553
ThinkPadは、レノボが展開する
ノートパソコン向けブランドの一つです。
12
00:01:26,553 –> 00:01:33,760
レノボが展開するノートパソコン向けブランドとしては、
YogaやIdeaPadといった様々なブランドが存在します。
13
00:01:33,760 –> 00:01:38,665
ThinkPadはその中でも、
ビジネス用途にフォーカスを当てているブランドです。
14
00:01:38,665 –> 00:01:46,373
現代社会においては、あらゆるものが電子化されてきており、
パソコン無しで出来る仕事はとても限られてきています。
15
00:01:46,373 –> 00:01:54,447
このような情報化社会では、パソコンの故障や
セキュリティーリスクがビジネスへの影響に
直結するといっても過言ではないでしょう。
16
00:01:54,447 –> 00:02:07,861
ThinkPadは、そのような状況に陥るリスクを
最小限に抑えるために、高い耐久性とセキュリティ
保護機能を提供しつつ、長時間使い続けられる
快適性も重視して作られています。
17
00:02:07,861 –> 00:02:17,570
一言にビジネスといっても、事務作業、
開発業務、営業活動などの違いにより、
パソコンに求められる要素は変わってきます。
18
00:02:17,570 –> 00:02:23,877
ThinkPadはあらゆるビジネスの場でも活用出来るよう、
7つのカテゴリーに細分化されています。
19
00:02:23,877 –> 00:02:34,87
その中でも今回詳しく見ていくThinkPad X1Cは、
機能性と先進性を両立させたモバイルワーク向けの
フラッグシップモデルになります。
20
00:02:34,87 –> 00:02:40,293
耐久性やセキュリティー、打ちやすいキーボード
といったThinkPad共通の強みに加え、
21
00:02:40,293 –> 00:02:50,170
他のシリーズよりも一歩進んだ最新技術、
長時間のバッテリー駆動時間を実現しつつも、
軽量で持ち運びやすいところが特徴です。
22
00:02:50,170 –> 00:02:59,746
ThinkPad X1Cの特徴を一言でまとめると、
「どこへでも持ち運べる、妥協無きプレミアムモバイルノート」
と言えるのではないでしょうか。
23
00:02:59,746 –> 00:03:05,952
それでは、そんな
ThinkPad X1Cの各世代の違いについて見ていきましょう。
24
00:03:09,89 –> 00:03:20,200
今回は、初代から動画作成時点の最新モデルである、
ThinkPad X1C Gen13 AEまでの
全13モデルの違いを見ていきます。
25
00:03:20,200 –> 00:03:29,909
実際には各モデルの間にマイナーチェンジモデルも
存在しますが、大きな差は無いのと、あまり多くは
出回っていないので今回は割愛します。
26
00:03:29,909 –> 00:03:33,113
今回は、こちらの要素で比較していきます。
27
00:03:33,113 –> 00:03:45,859
CPUは、各モデルに搭載されているCPUの型番だけでは
差が分かり辛いため、相対的な数字として把握出来る、
PassMarkのCPU Markの平均スコアで比べていきます。
28
00:03:45,859 –> 00:04:00,407
なお、CPU Markの平均スコアは、各CPUを搭載している
パソコンの平均値であり、ThinkPad X1Cで計測された
値ではありませんので、実際の値とは異なる場合があります。
29
00:04:00,407 –> 00:04:06,880
そのため、モデル毎の違いを相対的に
把握するための参考値であるということをご認識ください。
30
00:04:06,880 –> 00:04:09,282
GPUもCPUと同様です。
31
00:04:09,282 –> 00:04:15,955
ThinkPad X1Cは、CPUに内蔵された
GPUのみのラインナップになります。
32
00:04:15,955 –> 00:04:24,297
こちらも、各モデルに搭載されているGPUについて、
PassMarkのG3D Markの平均スコアで比べていきます。
33
00:04:24,297 –> 00:04:32,505
ストレージ、RAM、ディスプレイは、各モデルが
サポートしている最大の規格、解像度で比べていきます。
34
00:04:32,505 –> 00:04:41,748
モデル自体が対応していたとしても、カスタマイズの
内容によっては下位の規格、解像度が
使われている場合もあることに注意してください。
35
00:04:41,748 –> 00:04:46,820
キーストロークは、キーボードのキーを
打ち込んだときの沈み込みの深さのことです。
36
00:04:46,820 –> 00:04:51,858
一般的には、キーストロークが深いほうが
打ちやすいと感じる方が多いです。
37
00:04:51,858 –> 00:04:55,962
モバイルノートの場合、充電方法も重要なポイントです。
38
00:04:55,962 –> 00:05:03,203
専用の充電端子で充電するモデルは、メーカー独自の
巨大なACアダプターを持ち歩くことになりかねません。
39
00:05:03,203 –> 00:05:10,276
一方、汎用的な端子であれば、
他社製の小型のACアダプターを選択することが可能になります。
40
00:05:10,276 –> 00:05:13,713
重量は、最軽量構成時の重量です。
41
00:05:13,713 –> 00:05:16,883
カスタマイズの内容によって重量は変わってきます。
42
00:05:19,786 –> 00:05:21,988
まずは、CPUです。
43
00:05:21,988 –> 00:05:29,896
PassMarkの値は、それぞれのモデルで選択可能な
CPUの内、最低と最高の2パターンで整理しています。
44
00:05:29,896 –> 00:05:38,705
なお、PassMarkのスコアの目安はこちらの
通りですが、この後に見ていくメモリや
ストレージ、ディスプレイの解像度など、
45
00:05:38,705 –> 00:05:42,409
様々な要因によって使い心地は大きく変わってきます。
46
00:05:42,409 –> 00:05:46,312
繰り返しになりますが、あくまでも参考値としてください。
47
00:05:46,312 –> 00:05:55,588
古い世代のCPUの進化は緩やかですが、
世代が新しくなるにつれ、性能の傾きが
強くなっていっているのがわかると思います。
48
00:05:55,588 –> 00:06:04,964
また、最低クラスのCPUは順当に性能が
向上していっている一方で、最高クラスのCPUは
若干デコボコした箇所があります。
49
00:06:04,964 –> 00:06:13,740
これは、ThinkPad X1Cがモバイル用途のため、
性能を抑えたCPUしか選択できないモデルが多い中で、
50
00:06:13,740 –> 00:06:18,645
Gen10とGen12だけは
高性能なCPUが選択可能だったためです。
51
00:06:18,645 –> 00:06:25,318
Gen10は10周年記念、Gen12は
AI対応記念として特別に用意されたのかもしれません。
52
00:06:25,318 –> 00:06:31,124
なお、Gen10のPプロセッサ搭載モデルについては、
排熱処理が追いつかず、
53
00:06:31,124 –> 00:06:35,95
パフォーマンスが充分に引き出せない
というレビューを多く見かけます。
54
00:06:35,95 –> 00:06:40,367
そのため、性能重視のために選ばれる方は
注意したほうが良いかもしれません。
55
00:06:40,367 –> 00:06:49,109
また、第8世代のCPUを搭載しているGen6未満のモデルは、
Windows 11のアップグレード要件を満たしていないため、
56
00:06:49,109 –> 00:06:52,45
これらを購入する際にも注意が必要です。
57
00:06:52,45 –> 00:06:57,283
スコアの値以外のところでいうと、
Gen13はAura Editionとも呼ばれており、
58
00:06:57,283 –> 00:07:02,989
シリーズで唯一、マイクロソフトの定める
Copilot+PCに準拠しています。
59
00:07:02,989 –> 00:07:11,97
Copilot+PCに準拠したパソコンは、マイクロソフトが
提供する様々なAI機能を利用することが可能になります。
60
00:07:11,97 –> 00:07:19,239
なお、Gen12もAIを使うためのNPUが搭載されていますが、
Copilot+PCには準拠していません。
61
00:07:19,239 –> 00:07:24,10
そのため、マイクロソフトのAI機能を
使いたい方は注意してください。
62
00:07:26,713 –> 00:07:28,848
続いて、GPUです。
63
00:07:28,848 –> 00:07:37,90
Gen9からは、Intel Iris Xe Graphicsを
搭載したことで、GPUの性能が大幅に向上しました。
64
00:07:37,90 –> 00:07:45,31
また、Gen12からはIntel Arc Graphicsを搭載
しているモデルもあり、ここでも大きく値を伸ばしています。
65
00:07:45,31 –> 00:07:51,404
Intel Arc Graphicsは、エントリークラスの
デスクトップ向け外付けグラフィックボードと比べても、
66
00:07:51,404 –> 00:07:54,374
遜色ないレベルの性能を持つと言われています。
67
00:07:54,374 –> 00:08:02,882
ビジネス用途という意味ではそこまで気にする
必要が無い箇所ではありますが、
GPUはゲームや動画編集といったことだけではなく、
68
00:08:02,882 –> 00:08:05,18
ディスプレイの描画にも使われます。
69
00:08:05,18 –> 00:08:15,128
そのため、複数枚の高解像度ディスプレイと
繋げて使おうと思っている方などは、
高性能なGPUを搭載しているモデルを選んだほうが無難です。
70
00:08:15,128 –> 00:08:23,370
なお、 Intel UHD Graphics
for 10Gen Intel Processorsは
第10世代のCPUのみが対象で、
71
00:08:23,370 –> 00:08:30,477
第8世代のCPUを選んだ場合、一つ前の世代の
Intel UHD Graphics 620が
搭載されているため注意してください。
72
00:08:30,477 –> 00:08:34,848
同様に、Intel Arc GraphicsはHプロセッサのみで、
73
00:08:34,848 –> 00:08:39,819
UプロセッサはIntel Iris Xe Graphicsが
搭載されています。
74
00:08:39,819 –> 00:08:46,259
こちらはスコア的には倍くらいの差があるので、
ご自身の目的に合わせて選択するようにしてください。
75
00:08:48,995 –> 00:08:52,165
続いて、ストレージとメモリの規格です。
76
00:08:52,165 –> 00:09:00,573
これらは容量だけを気にする方も多いかもしれませんが、
この2つの規格を知っておくことは
パソコンを選ぶ上でとても重要です。
77
00:09:00,573 –> 00:09:07,213
CPUは世代が進化しても、
10%、20%という程度の差であることが多く、
78
00:09:07,213 –> 00:09:14,954
また常に最大限のパフォーマンスを出し続けているような
ものでも無いので、体感的には差を感じられない場合があります。
79
00:09:14,954 –> 00:09:23,797
一方で、ストレージやメモリに関しては、発熱等によって例外も
ありますが、基本的には一定の速度で動作します。
80
00:09:23,797 –> 00:09:35,8
シンプルな作業ほどセーブしようとするCPUとは違い、
シンプルな作業ほど最大限の力を発揮するケースが多いため、
体感的にも違いを感じやすいです。
81
00:09:35,8 –> 00:09:43,83
特にストレージに関しては、世代が新しくなるごとに速度が
倍になる傾向があるため、より顕著に差が出てきます。
82
00:09:43,83 –> 00:09:54,60
ThinkPad X1Cでは、Gen8とGen9の間で
ストレージ、メモリの両方の速度が2倍になっているため、
ここが大きな分岐点となります。
83
00:09:54,60 –> 00:09:59,933
特に、これまでにGen8までの
ThinkPad X1Cを使われていた方は、
84
00:09:59,933 –> 00:10:05,772
Gen9以降のモデルを選択すると、
その進化がよりはっきりと体感出来ると思います。
85
00:10:05,772 –> 00:10:11,845
Gen6からGen8の3モデルについては、
下位モデルのCPUのスコアはほとんど変わらず、
86
00:10:11,845 –> 00:10:18,218
ストレージやメモリの規格も同じのため、
Gen7やGen8を選ぶメリットは少ないかもしれません。
87
00:10:18,218 –> 00:10:23,656
ここで少し注意が必要なのが、
Gen10~Gen12までのメモリ規格です。
88
00:10:23,656 –> 00:10:33,733
例えばGen12の場合、レノボの公式サイトでのカスタマイズで、
LPDDR5x-7500MHzを選択することが可能です。
89
00:10:33,733 –> 00:10:39,739
ただし、メモリ自体はこの規格であっても、
本体のその他のパーツの制約により、
90
00:10:39,739 –> 00:10:45,979
速度がLPDDR5x-6400MHz相当までしか
引き出すことができません。
91
00:10:45,979 –> 00:10:52,52
私自身はGen12を使っていますが、
6400MHzで動作しているのを見て、
92
00:10:52,52 –> 00:10:56,289
最初は誤ったパーツが搭載されていると勘違いしてしまいました
93
00:10:56,289 –> 00:11:01,861
海外の詳細なスペック表を確認し、
ようやく制約がかかっていることを知りました。
94
00:11:01,861 –> 00:11:11,104
十分速いことには変わりありませんが、
カスタマイズの内容を選択する画面でこのことに関して説明が
無いのは、ちょっとどうかなと思います。
95
00:11:11,104 –> 00:11:16,676
そのため、表のグラフは、
制約を受けている状態の速度で表現しています。
96
00:11:16,676 –> 00:11:25,518
Gen13については、メモリがCPUの内部に統合されている
こともあり、このような制約は無くフルスピードで動作します。
97
00:11:25,518 –> 00:11:38,164
一方で、統合されているがゆえに、CPUが
Core Ultra 7 258Vしか選べないGen13には
64GBという選択肢は無く、32GBモデルのみとなります。
98
00:11:40,100 –> 00:11:42,202
続いて、ディスプレイです。
99
00:11:42,202 –> 00:11:46,139
ここでも、Gen9を堺に大きな進化を遂げています。
100
00:11:46,139 –> 00:11:55,615
画面のアスペクト比が16:9から16:10に変更されたため、
Gen8と比べると、表示領域がより縦に長くなっています。
101
00:11:55,615 –> 00:12:05,959
14インチであることは変わらないため、
縦に長い分、横幅は狭くなっていますが、
トータルの表示領域は16:10の方が広いです。
102
00:12:05,959 –> 00:12:13,133
ビジネスにおいては、ExcelやWordといったソフトウェアを
中心に、上から下に伸びていくコンテンツであったり、
103
00:12:13,133 –> 00:12:23,343
画面を縦に分割して使われる方も多い傾向にあるため、
16:10のモデルの方が情報量が多くて
使いやすいと感じる方も多いと思います。
104
00:12:23,343 –> 00:12:29,49
ただし、高解像度であることはバッテリ持ちに
影響を与えることに注意してください。
105
00:12:29,49 –> 00:12:37,190
14インチであれば、フルHDでも十分と感じる方も多いと
思いますので、ご自身にあったものを選択してください。
106
00:12:39,92 –> 00:12:41,394
続いて、キーストロークです。
107
00:12:41,394 –> 00:12:46,32
キーボードが決め手になってThinkPadを
選ばれる方も多いのではないでしょうか。
108
00:12:46,32 –> 00:12:51,571
私自身、ノートパソコンの中では
ThinkPadのキーボードが一番打ちやすく、
109
00:12:51,571 –> 00:12:56,710
かつ疲れにくいと感じていますが、
その構造は少しずつ変わってきています。
110
00:12:56,710 –> 00:13:01,147
キーストロークは、Gen6とGen7を堺に一段浅くなりました。
111
00:13:01,147 –> 00:13:08,421
Windows 11が使えるモデルがGen6以上のため、
キーストロークの深いモデルもまだギリギリ選択可能です。
112
00:13:08,421 –> 00:13:13,693
また、キーストロークだけではなく、
見た目も少しづつ変わっていっています。
113
00:13:13,693 –> 00:13:18,431
大きいところでは、Gen9から
採用されているキーピッチの縮小です。
114
00:13:18,431 –> 00:13:22,202
エンターキーの左あたりのキーの幅が少し狭められています。
115
00:13:22,202 –> 00:13:29,42
これには批判の声もよく聞くのですが、
個人的には、そこまで悪い変更でも無いと思っています。
116
00:13:29,42 –> 00:13:36,82
というのも、あまり使わないキーが狭くなったのと同時に、
エンターキーも一緒に中央側に寄ってきています。
117
00:13:36,82 –> 00:13:42,689
これにより、指をホームポジションに置いたまま、
エンターキーを押すのが従来よりも楽だと感じます。
118
00:13:42,689 –> 00:13:48,661
もう一つは、Gen12から採用された、
CtrlキーとFnキーの入れ替えです。
119
00:13:48,661 –> 00:13:53,566
ThinkPadシリーズは、長らく
Fnキーが一番端にあったのですが、
120
00:13:53,566 –> 00:13:59,639
これは他の多くのパソコンメーカーとは逆となっているため、
特有のとっつきにくさがありました。
121
00:13:59,639 –> 00:14:05,11
設定で入れ替えることも可能ですが、
デフォルトとしての配置が変更になりました。
122
00:14:05,11 –> 00:14:11,451
ちなみに、相当前のモデルですが、
Gen2ではAdaptiveキーボードが採用されていました。
123
00:14:11,451 –> 00:14:17,123
これは、一部のMacbookに搭載されていたような
タッチセンサータイプのキーボードです。
124
00:14:17,123 –> 00:14:21,728
MacbookではTouch barと呼ばれていましたが、
Macbookの場合、
125
00:14:21,728 –> 00:14:28,335
2016年に発売されたMacbook Proに初めて
採用されてから7年間使われ続けていました。
126
00:14:28,335 –> 00:14:36,443
一方、ThinkPadは少し早い2014年頃に採用され、
その後、わずか1世代で廃止となりました。
127
00:14:36,443 –> 00:14:42,782
相当なバッシングがあったのか、当時のことは分かりませんが、
それ以降は復活していません。
128
00:14:44,984 –> 00:14:47,253
次に、充電端子です。
129
00:14:47,253 –> 00:14:51,524
これも、モバイル用途で使う場合は
重要な要素の一つです。
130
00:14:51,524 –> 00:14:58,131
充電端子がメーカー独自の形状の場合、
メーカー付属の充電器を使わなければならなくなります。
131
00:14:58,131 –> 00:15:02,369
メーカー付属の充電器は、あまり小型ではない場合が多いです。
132
00:15:02,369 –> 00:15:08,775
専用の充電ポートを用意することで、
他のポートを有効活用出来るというメリットもありますが、
133
00:15:08,775 –> 00:15:16,316
モバイル用途であれば、たくさん繋げられるよりも持ち物を
少なくする方が大事だと考える方も多いのではないでしょうか。
134
00:15:16,316 –> 00:15:22,55
また、ThinkPadは他のノートパソコンと
比べてもインターフェースが充実しているため、
135
00:15:22,55 –> 00:15:30,397
HDMIケーブルなどのためにUSBの変換ケーブルを
用意するといったことも不要なため、
困る場面もそう多くは無いでしょう。
136
00:15:30,397 –> 00:15:39,506
USB Type-Cポートで充電出来るモデルであれば、
他社製の小型充電器が利用出来るため、
荷物をスッキリさせることができます。
137
00:15:39,506 –> 00:15:50,383
ThinkPad X1Cでは、Gen5からUSB Type-C形状の
Thunderbolt 3ポートで充電出来るようになり、
専用端子が廃止となりました。
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以降はThunderbolt 4になった後も、
このポートを使った充電方式が採用され続けています。
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Windows 11に対応していないGen5や
それ以前のモデルを選ぶ方はあまりいないと思うので、
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この恩恵はこれから選ばれるほぼすべての方が享受できます。
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また、自宅では外付けのディスプレイやキーボード、
スピーカーなどの周辺機器と繋げて使いたいという方にも、
Thunderboltが搭載されていることによるメリットがあります
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ドッキングステーションを別途購入することで、
ケーブル1本でそれらの周辺機器と繋げることが出来る上に、
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充電も一緒にやってくれるので、たくさんのケーブルを
抜き差しするという煩わしさから開放されます。
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続いて、本体重量です。
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初代から軽量化にはこだわって作られており、
どのモデルでも、今でもそこまで引けを取らない重量です。
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Windows 11が使えるモデルは1.1kg前後の
モデルが多く、どれを選んでも持ち運びやすいと思います。
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最新のGen13では、ついに1kgを切ってきました。
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最後に、ThinkPad X1Cを中古で購入する場合の
注意点とおすすめの購入方法を話していきます。
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ThinkPad X1Cは、ビジネス向けの中でも、
特にモバイル用途で選ばれるモデルです。
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会社から貸与されたものであり、
外出先で使う機会が多く、
ちょっとくらい雑に扱っても壊れない、
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という特徴から、EシリーズやLシリーズなどの
他のシリーズと比べると、年季の入ったものが出回りやすいです
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名前からも分かる通り、
筐体にはカーボンファイバー素材が使われているのですが、
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これも、金属筐体などと比べると傷が目立ちやすいです。
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そのため、中古で購入される場合は、
本体の状態が確認出来るお店で選ぶことをおすすめします。
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消耗品であるバッテリーについても、
古いモデルであればあるほど劣化している可能性が高まります。
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こちらについても、どの程度劣化しているかが
確認出来るものが望ましいです。
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00:17:53,807 –> 00:17:57,644
また、当然ですが、故障のリスクもあります。
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パソコンが使われ始めてから壊れるまでの
期間を大きく3つのカテゴリーにわけ、
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故障率を統計的に表現したグラフとして、
故障率曲線と呼ばれるものがあります。
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00:18:08,488 –> 00:18:14,994
中古パソコンは、このグラフでいうところの、
摩耗故障期に突入しているものも少なくありません。
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また、古いモデルはレノボの修理可能期間から
外れてしまっている可能性もあります。
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このようなリスクに備えて購入出来るお店として、
今回は、リコレとQualitの2社をご紹介します。
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リコレは、ビックカメラグループのソフマップが
運営している中古パソコン販売店です。
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独自の保証制度として、3年間、または5年間の
長期保証に加入することが可能です。
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また、360度回転可能な画像付きで販売されているものも
多いため、本体の状態も一目で分かります。
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00:18:48,561 –> 00:18:56,903
一方のQualitは、企業向けにパソコンのレンタルを行っている
横河レンタ・リースが運営している中古パソコン販売店です。
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標準で1年間の保証が付き、さらにバッテリーの充電容量が
新品時の80%以上であることがチェック済の
状態で販売されています。
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ただし、Qualitの場合、レンタルが終わったモデルが
中心のため、最新モデルはほとんどありません。
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00:19:13,920 –> 00:19:20,493
長期保証の安心感、本体の状態は自分の目で
しっかりと確認したいと思う方はリコレ、
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バッテリー残量は絶対に譲れないという方はQualit、
というような選び方をするといいのではないかと思います。
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なお、当チャンネルでは、フリマアプリやオークション、
アマゾンや楽天等のECサイトに出品している、
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あまり有名ではない中古販売業者での
購入はおすすめしていません。
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このような業者は、品質チェック、
アフターサービスの面で不安が残ると考えています。
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また、今回紹介したGen5までのThinkPad X1Cのように、
Windows 11の要件を満たしていないようなモデルに、
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無理矢理インストールして販売している場合もあります。
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Windows 11が厳しい要件を設定しているのは、
快適に使えるかどうかもありますが、
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強固なセキュリティを維持するためでもあります。
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このように無理やりインストールされたパソコンは、
公式的にはマイクロソフトがサポートしているものでは無いため、
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あらゆる面でリスクが大きいです。
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ベストは、レノボの公式サイトで新品を購入し、余裕が
あればプレミアサポートなどの長期保証に加入することですが、
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中古を選ばれる場合は、今回ご紹介したような
信頼出来るお店で購入することを強くおすすめ致します。
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リコレ、Qualit、レノボ公式のURLを概要欄に掲載して
おりますので、気になった方はぜひアクセスしてみてください。
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いかがでしたでしょうか。
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お気に入りのThinkPad X1Cが見つかれば嬉しいです。
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このチャンネルでは、パソコンやガジェット関連のレビュー、
解説動画を中心に投稿しています。
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