1
00:00:08,508 –> 00:00:10,777
こんにちは、みくちゃんねるです。
2
00:00:10,777 –> 00:00:16,216
今回は、信頼出来るUSBケーブルの
見極め方というテーマで話していきます。
3
00:00:16,216 –> 00:00:18,718
本動画の目次はこちらの通りです。
4
00:00:18,718 –> 00:00:31,798
この動画を見ることで、どういったケーブル、
メーカーが信用出来るのか、そして、逆に
怪しいものはどういったものなのかが理解出来る
ようになりますので、ぜひ最後までご覧ください。
5
00:00:31,798 –> 00:00:38,505
また、私がおすすめするケーブルを
概要欄に記載しておりますので、
そちらもぜひご覧ください。
6
00:00:38,505 –> 00:00:40,740
それでは、始めていきます。
7
00:00:43,610 –> 00:00:47,380
まずは、避けるべきケーブルの特徴から話していきます
8
00:00:47,380 –> 00:00:51,17
避けるべきケーブルの特徴は、こちらの通りです。
9
00:00:51,17 –> 00:00:54,921
1点目は、商品名から性能が読み取りづらいものです。
10
00:00:54,921 –> 00:01:03,563
この動画内での性能には、転送速度、充電速度、
ケーブルの長さ、映像出力の有無が含まれます。
11
00:01:03,563 –> 00:01:17,77
これに加えて、外部機関の認証の有無、
耐久性なども含まれているとより良いかなと思いますが、
私が商品名から性能が読み取りづらいものを
選ぶべきではないと考える理由は2つあります。
12
00:01:17,77 –> 00:01:19,379
それは、こちらの2点です。
13
00:01:19,379 –> 00:01:29,522
USB Type-Cケーブルを例にとると、通信規格が
たくさんあるため、違いが分かりづらく、商品選びに
苦労される方も多いかと思います。
14
00:01:29,522 –> 00:01:35,195
しかし、これは企業側の努力により、
ある程度は分かりやすくなるものです。
15
00:01:35,195 –> 00:01:46,72
難しい単語をひたすら並べているもの、
最新版や最強など、定量的に性能を
測れない文字で埋まっているものなどは、
注意したほうが良いと考えています。
16
00:01:46,72 –> 00:01:54,114
令和でも平成でもその先の未来でも、
USB 2.0の転送速度は480Mbpsから変わりません
17
00:01:54,114 –> 00:01:59,19
このようなものは、
良いものだと誤認させたいのかな?
と思ってしまいます。
18
00:01:59,19 –> 00:02:11,431
また、なぜメーカー側の理解力が不足していると
良くないのかというと、仕様通りの性能が
引き出せなかったり、何か問題があった際の
やり取りで苦労することになるかもしれないためです。
19
00:02:11,431 –> 00:02:19,139
メーカーの理解力が不足しているという
状況なんてあるのかな?と思われるかも
しれませんが、私はあると思っています。
20
00:02:19,139 –> 00:02:27,447
例えば、企画、販売はAという会社、
開発、製造はBという会社で行うパターンです。
21
00:02:27,447 –> 00:02:34,954
USBケーブルのようにある程度標準化
されたものの場合は、製造自体を外部へ
委託するパターンも多いと思います。
22
00:02:34,954 –> 00:02:46,499
A社が細かく仕様を指定しなくても、B社は
製造出来るだけの知識を持っており、足りない情報を
自分たちで補完して作れてしまいますので、
ここで齟齬が生まれます。
23
00:02:46,499 –> 00:02:53,907
同じ会社であっても、
開発と営業という立場の違いだけで、
その理解力には大きな差があることでしょう。
24
00:02:53,907 –> 00:03:08,188
性能の他にも、耐久性や表面の素材、
しなやかさなど人によって気にする部分に
違いはあるとは思いますが、それらは性能が
はっきりとした上でのプラスαの
要素として考えることだと思っています。
25
00:03:08,188 –> 00:03:14,27
これが、商品名から性能が読み取りづらい
商品を選ぶべきではないと考える理由です。
26
00:03:14,27 –> 00:03:16,996
次に、ケーブルに使われているロゴです。
27
00:03:16,996 –> 00:03:26,773
前提として、当チャンネルでは、外部機関によって
テストされ、認定機関によって性能が保証されている
ケーブルを選ぶことを推奨しています。
28
00:03:26,773 –> 00:03:39,652
これは、認証されていないケーブルすべてが
粗悪品であると言いたいわけではありませんが、
外部機関によって認定されていることが、ユーザに
とっては大きな安心材料になると考えているためです。
29
00:03:39,652 –> 00:03:51,965
認証を受けているということ自体が、
USBに関して高い専門知識を有している
第三者にチェックされても、やましいことは
何も無いというメーカーの自信の表れ
でもあると思っています。
30
00:03:51,965 –> 00:03:56,603
やましいことがあるのに、
やらなくてもいいチェックを受ける理由はありません。
31
00:03:56,603 –> 00:04:09,716
このことが、当チャンネルが認証済ケーブルの利用を
推奨する理由なのですが、世の中には、認証済ケーブル
にだけ与えられる正規のロゴに似せたマークが付いた
ケーブルも多く流通しています。
32
00:04:09,716 –> 00:04:22,462
認証済ケーブルで無いにも関わらず、
正規のロゴに寄せたものを使っているというのは、
何も付いていないものと比べても、消費者を
騙そうという気持ちがより一層強いものだと考えています
33
00:04:22,462 –> 00:04:29,636
ケーブルの質云々の前に、メーカーの考え方、
体質的にあまり近づかないほうが良いと思っています。
34
00:04:29,636 –> 00:04:37,510
また、認証済ケーブルを選ぼうとしている方も、
このようななんちゃってケーブルを
掴まされないように充分注意してください。
35
00:04:37,510 –> 00:04:42,916
この動画の最後の方で、
よくある怪しい商品についていくつかご紹介します。
36
00:04:42,916 –> 00:04:46,19
3つ目は、e-Marker激推し商品です。
37
00:04:46,19 –> 00:04:55,261
激推しというのは、商品名、商品画像、
詳細説明欄等、いたるところで繰り返し
アピールされているものを指します。
38
00:04:55,261 –> 00:05:06,6
USBケーブルを選んでいると、e-Markerという
チップが搭載されており、信頼性が高いことを
アピールしている商品を見かけた方も
いらっしゃるのではないでしょうか。
39
00:05:06,6 –> 00:05:10,710
しかし、e-Marker自体は、
実は大したものではありません。
40
00:05:10,710 –> 00:05:16,449
e-Markerの役割は、ケーブル自体の性能を
接続している機器に伝えるためのものです。
41
00:05:16,449 –> 00:05:26,693
いわば接続機器に向けたケーブルの取り扱い説明書の
ようなものであり、e-Marker自体が安定した通信の
ためにあれこれ動き回るというようなものではありません
42
00:05:26,693 –> 00:05:35,368
逆に言えば、e-Markerに実際の性能よりも
高いことが出来るという偽の情報を書き込んでおくと、
そのように動作してしまいます。
43
00:05:35,368 –> 00:05:46,146
このようなケースでは、ケーブルに耐えきれないレベルの
電流が流れるなどで、ケーブルや機器が故障したり、
最悪の場合、発火に繋がる可能性もあります。
44
00:05:46,146 –> 00:05:56,656
ケーブルの性能に忠実な情報をe-Markerに
書き込んでいるという意味で高品質と
言いたいのかもしれませんが、これは、
出来ていて当たり前のことだと考えています。
45
00:05:56,656 –> 00:06:04,564
また、高出力のUSB PDなど、
一定以上の性能を出すには、
e-Markerの搭載が必須になります。
46
00:06:04,564 –> 00:06:11,805
e-Markerが無い場合は、安全のため、端末や
充電器側によって機能が勝手に制限されてしまいます。
47
00:06:11,805 –> 00:06:17,310
このことからも、付いていて当たり前のもので
あるということが分かっていただけたかと思います。
48
00:06:17,310 –> 00:06:30,323
e-Markerがどういったものなのかがよく分からない
人に対して、このような専門用語を多用することで、
何だか凄そうというイメージを持ってもらおうという、
邪な考えがあるような気がしてなりません。
49
00:06:30,323 –> 00:06:39,65
また、e-Markerで安全性をアピールしている一方で、
外部認証を受けていないケーブルは、
大きな矛盾を抱えているとも思っています。
50
00:06:39,65 –> 00:06:47,574
4つ目は、これまでの内容に比べると
それほど大きな問題ではありませんので、
頭の片隅に入れておく程度で大丈夫です。
51
00:06:47,574 –> 00:06:52,512
故障等の問題が発生したとき、
メーカーとのやり取りが必要になります。
52
00:06:52,512 –> 00:06:56,616
そのときのコミュニケーションが
若干難しくなるかもくらいのものです。
53
00:06:56,616 –> 00:07:06,926
基本的にはチャットでのやり取りで、
例え理解出来ない外国語であったとしても、
翻訳すればいいだけですので、
そこまで気にすることでは無いと思っています。
54
00:07:09,295 –> 00:07:12,499
続いて、良いケーブルの特徴についてです。
55
00:07:12,499 –> 00:07:18,438
1点目と2点目については、避けるべき
ケーブルの逆の意味ですので、さらっといきます。
56
00:07:18,438 –> 00:07:31,518
すでに欲しいケーブルの通信規格が明確な場合や、
とにかくハイスペックなものが欲しいなど、
目的が定まっているのであれば、商品名だけで
大方の性能が把握出来るに越したことはありません。
57
00:07:31,518 –> 00:07:34,387
一例としては、このような商品です。
58
00:07:34,387 –> 00:07:45,131
Thunderbolt 4規格で、100Wの給電に対応しており
ケーブルの長さが0.7mであるということが、
商品名を見るだけでも一目で分かります。
59
00:07:45,131 –> 00:07:58,345
また、40Gbpsや8Kという文言があるため、
Thunderbolt4規格自体を理解していなくとも、
どれくらいの速度なのか、映像出力が
出来るのかなどが分かりやすいと思います。
60
00:07:58,345 –> 00:08:06,252
加えて、USB-C&USB-Cというように、ケーブルの
両端の形状にも言及しているところも良いと思います。
61
00:08:06,252 –> 00:08:13,293
このような商品は、分かりやすさの観点で
ユーザの期待に答えられており、
好感が持てると思います。
62
00:08:13,293 –> 00:08:16,830
2点目は、外部機関の認証の有無についてです。
63
00:08:16,830 –> 00:08:22,869
USBケーブルは、非常に多くのメーカーから
様々な種類のケーブルが発売されています。
64
00:08:22,869 –> 00:08:27,874
同じ通信規格であっても、
メーカーによって金額は全く異なります。
65
00:08:27,874 –> 00:08:33,446
あまりにも安いと、ちゃんと使えるのかな?
と不安になる方もいらっしゃるかと思います。
66
00:08:33,446 –> 00:08:36,883
そのような場合に役立つのが、認証の有無です。
67
00:08:36,883 –> 00:08:49,396
USB系の場合はUSB-IF認証、
Thunderbolt系の場合はThunderbolt認証、
もしくはIntel認証という文言がある場合、
外部機関によって認証されたものです。
68
00:08:49,396 –> 00:09:01,107
規格に応じて定められた性能を出せない場合は
認証を得ることが出来ないので、
認証済ケーブルを選ぶことで、そのケーブルが
一定以上の性能を有していることが保証されます。
69
00:09:01,107 –> 00:09:09,549
その中でも特に、Thunderboltの認証を
取得しているケーブルに関しては、
より厳しい基準をクリアしている製品となります。
70
00:09:09,549 –> 00:09:21,528
わざわざ認証を取得しているということ自体が
メーカーの自信の表れでもあると考えていますので、
こういった商品は、比較的信頼性の高いケーブルだと
思って良いと考えています。
71
00:09:21,528 –> 00:09:23,897
3つ目は、レビューの質です。
72
00:09:23,897 –> 00:09:26,966
これは主に、サクラレビューの有無を指します。
73
00:09:26,966 –> 00:09:35,575
サクラレビューとは、商品を良く見せようと
メーカー側がユーザーになりすまして、
都合の良い内容でレビューを行っているものを指します
74
00:09:35,575 –> 00:09:45,752
レビューの内容が購入の決め手になる方も多いと
思いますが、一歩立ち止まって、そのレビューが本当に
信用出来るものかを見極めることをおすすめします。
75
00:09:45,752 –> 00:09:50,490
私の場合は、
2つの観点でレビューの信憑性をチェックしています。
76
00:09:50,490 –> 00:09:58,31
1つは、サクラチェッカーという、サクラレビューか
どうかをある程度自動で判定してくれる
ツールを使うという方法です。
77
00:09:58,31 –> 00:10:07,240
サクラチェッカーについての詳しい説明は省きますが、
このように、サクラレビューが紛れ込んでいる可能性を
視覚的に把握することが出来ます。
78
00:10:07,240 –> 00:10:14,414
個人的には、少し厳し目ですが、サクラ度が
10%を超えている場合は警戒するようにしています。
79
00:10:14,414 –> 00:10:22,889
2つ目は、レビューの表示順をトップレビューから
新しい順に変えてみて、見える景色が
変わるかを確認するという方法です。
80
00:10:22,889 –> 00:10:31,731
発売開始からしばらく経っている商品は、
メーカー側が仕様変更を行うことがあり、
以前の品質とは異なる場合があります。
81
00:10:31,731 –> 00:10:38,805
古いレビューは現状には当てはまらない場合もあるため、
なるべく新鮮なレビューを確認することをおすすめします
82
00:10:38,805 –> 00:10:50,717
もし、トップレビューと最近のレビューで評価が
大きく異なる場合は、最近のレビューの方を
参考にするほうが、良くも悪くも、
購入時のギャップは少くなると思います。
83
00:10:53,286 –> 00:10:59,292
動画作成時点で、私が信頼出来ると
考えているメーカー群についても紹介します。
84
00:10:59,292 –> 00:11:11,838
これらのメーカーから発売されているケーブルに
ついては、サクラチェッカーなどを使わずに
商品説明欄の内容をそのまま信用して
購入しても、大きなギャップが生まれることは
ほとんど無いでしょう。
85
00:11:11,838 –> 00:11:17,844
また、故障等が発生したとしても、
スムーズなサポートを受けることが出来ると思います。
86
00:11:20,213 –> 00:11:24,918
次に、よくある怪しい製品について
いくつか見ていきたいと思います。
87
00:11:24,918 –> 00:11:28,188
今回は、3パターン紹介したいと思います。
88
00:11:28,188 –> 00:11:30,690
まずは、Thunderboltもどきです。
89
00:11:30,690 –> 00:11:36,563
認証済のThunderboltケーブルには、
矢印の付いた雷のようなマークが付いています。
90
00:11:36,563 –> 00:11:42,335
また、数字が付いている場合、
その数字がThunderboltのバージョンと紐づきます。
91
00:11:42,335 –> 00:11:48,441
怪しいケーブルは、矢印が付いていないなど、
微妙に違うロゴをしている場合が多いです。
92
00:11:48,441 –> 00:11:50,643
続いて、商品名です。
93
00:11:50,643 –> 00:11:58,118
Thunderbolt対応などのように、認証ではなく、
対応という表現をしているものは、注意が必要です。
94
00:11:58,118 –> 00:12:01,421
対応と認証は別物だと考えたほうが良いです。
95
00:12:01,421 –> 00:12:12,32
例えば、Thunderbolt4対応という製品の
場合、Thunderbolt4と同等の性能を
有しているとメーカーが自負しているだけの
ものである可能性が高いです。
96
00:12:12,32 –> 00:12:21,207
自負しているだけなので、第三者による
チェックが入っておらず、入っているものと比べれば
信頼性が低いと考えてよいかと思います。
97
00:12:21,207 –> 00:12:28,581
3つ目は、商品名にThunderboltの文言があるのに、
ケーブルにThunderboltの正規ロゴが無い場合です。
98
00:12:28,581 –> 00:12:36,823
Thunderboltは、同じレベルのUSB規格と
比べた場合、最高性能であることを示す、
言わば称号です。
99
00:12:36,823 –> 00:12:49,169
例えば、
Thunderbolt4はUSB4 Version 1.0の上限
Thunderbolt5はUSB4 Version 2.0の上限
の性能が出せることが保証されています。
100
00:12:49,169 –> 00:12:57,877
つまり、Thunderboltの認証を取得している場合、
普通に考えれば、Thunderboltの正規の
ロゴを付けない理由がありません。
101
00:12:57,877 –> 00:13:04,117
このロゴを付けたいがために、
外部機関にお金を払ってテストしてもらっている
メーカーもあることでしょう。
102
00:13:04,117 –> 00:13:10,790
シンプルさを追求するあのAppleですら、
Thunderboltのケーブルには
雷マークのロゴが入っています。
103
00:13:10,790 –> 00:13:19,966
このことから、商品名にThunderboltの文言が
あるのに、ケーブルにThunderboltの正規ロゴが
無いものも避けたほうが良いと考えています。
104
00:13:19,966 –> 00:13:26,72
よりしっかりと確認したい場合は、
認証済の製品リストから検索するという手もあります。
105
00:13:26,72 –> 00:13:36,82
すべてのケーブルが掲載されているわけでは
なさそうですが、掲載されていることが確認できれば、
確実に認証されているケーブルであると判断出来ます。
106
00:13:38,385 –> 00:13:47,861
最後になりますが、私がAmazonで
USBケーブルを眺めていたところ、非常に難解な
ケーブルに遭遇したので、ご紹介します。
107
00:13:47,861 –> 00:13:54,467
ぜひ視聴者の皆さんにも、
このケーブルの仕様が読み取れるか、
チャレンジしてもらえればなと思います。
108
00:13:54,467 –> 00:13:56,870
必要な情報はこちらの通りです。
109
00:13:56,870 –> 00:13:59,172
難易度はかなり高めだと思います。
110
00:13:59,172 –> 00:14:06,312
なお、私自身は最終的にこのケーブルの
性能を断定することは出来ず、迷宮入りとなりました。
111
00:14:06,312 –> 00:14:14,320
お時間があれば、一旦ここで動画を停止してみて、
先ほどの必要な情報が読み取れるか、
考えてみてください。
112
00:14:14,320 –> 00:14:20,860
概要欄にもリンクを掲載しておきますので、
しっかりと見たい方はそちらからアクセス
してみてください。
113
00:14:20,860 –> 00:14:28,968
私の場合は最終的に迷宮入りとなって
しまいましたが、なぜ迷宮入りとなったのかについて、
話していきたいと思います。
114
00:14:28,968 –> 00:14:42,15
まず最初に困惑したのは、商品名に
Thunderbolt4認証とあるにも関わらず、
ケーブル側にはThunderbolt4のロゴが無く、
代わりにUSBの認証ロゴになっているという点です。
115
00:14:42,15 –> 00:14:50,957
また、もう少しちゃんと見ると、このロゴは、
一見本物のUSBの認証ロゴのように見えますが、
微妙に違います。
116
00:14:50,957 –> 00:14:56,429
正規の場合、ケーブルのロゴはこのように、
USBの文字は含まれません。
117
00:14:56,429 –> 00:15:08,274
認証済製品で使える正規のロゴは、
商品パッケージに付けるロゴ、
機器のポートに付けるロゴ、
ケーブルに付けるロゴで、
それぞれ別々のロゴが用意されています。
118
00:15:08,274 –> 00:15:11,277
一番近いのは、パッケージ用のロゴです。
119
00:15:11,277 –> 00:15:18,952
ここでパッケージ用のロゴと完全一致していれば、
使うロゴを間違えたのかなとも思うのですが、
そうではありません。
120
00:15:18,952 –> 00:15:24,190
本物のロゴには存在するCertifiedの文字と、
TMが消されています。
121
00:15:24,190 –> 00:15:28,28
Certifiedは、認証されていることを示す言葉です。
122
00:15:28,28 –> 00:15:33,633
USBの文字も、フォントが違うのか、
本物と比べると少し細めです。
123
00:15:33,633 –> 00:15:40,273
本当に認証済なのであれば、なぜわざわざ
このような改変を加えているのか、すごく謎です。
124
00:15:40,273 –> 00:15:50,350
仮にですが、万が一、億が一にも、
認証されていないのに認証という言葉を使っている
のであれば、すごく闇が深いなと思います。
125
00:15:50,350 –> 00:15:58,58
製品の紹介動画があったためこれを
見てみたところ、ここでも認証済であることが
大々的にアピールされていました。
126
00:15:58,58 –> 00:16:11,738
このことからも、認証を取得していない可能性は
1兆分の1よりも低いとは思いますが、正規のロゴが無く
Thunderboltの認定リストにも記載が
見当たらなかったため、確定には至りませんでした。
127
00:16:11,738 –> 00:16:21,748
さて、もう少し詳しく見ていくと、このケーブルは
USB4規格であり、Thunderbolt4ポートにも
接続可能という表現を見つけました。
128
00:16:21,748 –> 00:16:32,258
Thunderbolt4の認証を取得しているのであれば、
普通は視点が逆で、USB4に対応したポートにも
接続可能という表現になるのかなと思いました。
129
00:16:32,258 –> 00:16:40,66
Thunderbolt4がUSB4の下位互換にあたるなど、
下剋上のような説明もあり、謎は深まるばかりです。
130
00:16:40,66 –> 00:16:55,81
Thunderbolt4に勝てるのは80Gbpsの
USB4 Version 2.0かThunderbolt5の
いずれかですが、このケーブルの最大転送速度は
40Gbpsのようなので、Version 1.0相当であり、
やはり謎です。
131
00:16:55,81 –> 00:17:03,490
他にも、USB4 Proという、USB4の上位規格と
誤認しそうな表現など、気になる点がいくつもあります。
132
00:17:03,490 –> 00:17:06,192
値段も、決して安くはありません。
133
00:17:06,192 –> 00:17:11,264
サクラチェッカーで調べても、
レビューの質はあまり良くないという結果が出ました。
134
00:17:11,264 –> 00:17:17,504
調べれば調べるほどよく分からなくなり、
私の中では、ついに迷宮入りとなりました。
135
00:17:17,504 –> 00:17:23,9
以上のことから、私なら、あえてこの製品を
選ぶ理由は無いなと思いました。
136
00:17:23,9 –> 00:17:31,351
なお、私自身には、この商品やメーカーの
あらゆる事柄において、批判、否定したい
意図は一切ありません。
137
00:17:31,351 –> 00:17:39,659
あくまでも、商品ページから読み取れることから
感じた感想に過ぎませんので、その旨、
ご了承いただければと思います。
138
00:17:41,995 –> 00:17:43,396
いかがでしたでしょうか。
139
00:17:43,396 –> 00:17:49,2
今回は、信頼出来るUSBケーブルの
見極め方について解説していきました。
140
00:17:49,2 –> 00:17:57,777
最後に、繰り返しになりますが、本動画は、
認証されていないケーブルを一括りに
粗悪品だと決めつけるものではありません。
141
00:17:57,777 –> 00:18:02,916
怪しそうなものの中からお宝を見つけるのも、
楽しみ方の1つだと思います。
142
00:18:02,916 –> 00:18:10,623
一方で、今回ご紹介した観点を持つことで、
ハズレを引く可能性を大幅に下げることが
出来ると考えています。
143
00:18:10,623 –> 00:18:13,893
この動画がケーブル選びの参考になれば嬉しいです。
144
00:18:13,893 –> 00:18:20,800
概要欄におすすめのケーブルをいくつか
ピックアップして掲載しておりますので、
ぜひ参考にしてみてください。
145
00:18:20,800 –> 00:18:31,44
また、USB Type-Cケーブルに関して
より詳しく知りたい方は、関連の解説動画も
用意しておりますので、ぜひ概要欄からご覧ください。
146
00:18:31,44 –> 00:18:34,948
この動画の内容が、
より理解出来るようになると思います。
147
00:18:34,948 –> 00:18:41,454
このチャンネルでは、パソコンやガジェット関連の
レビュー、解説動画を中心に投稿しています。
148
00:18:41,454 –> 00:18:49,763
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