Lenovo ThinkPadの全シリーズを徹底解説!【X1,P,X,T,L,E,Z】【ノートパソコン】


1
00:00:00,0 –> 00:00:09,776
最低価格が20万円を超えるX1シリーズと、
10万円前後から買えるEシリーズは、ともに
Intel Core Ultraの上位モデルが選択可能です。

2
00:00:09,776 –> 00:00:15,348
また、メモリも、どちらも最大で
64GBまで搭載可能です。

3
00:00:15,348 –> 00:00:20,453
パッと見の基本スペックが同じなのに、
なぜこれだけ価格が違うのでしょうか。

4
00:00:20,453 –> 00:00:26,159
この動画では、ThinkPadの各シリーズの
違いや強みを詳しく解説していきます。

5
00:00:26,159 –> 00:00:33,466
この動画を見ていただければ、その違いを
しっかりと理解出来るようになりますので、
ぜひ最後までご覧ください。

6
00:00:41,207 –> 00:00:43,510
こんにちは、みくちゃんねるです。

7
00:00:43,510 –> 00:00:53,19
今回は、ThinkPad大全ということで、
現時点で展開されている、すべての
ThinkPadシリーズを徹底的に解説していきます。

8
00:00:53,19 –> 00:01:00,60
まず初めに、ThinkPadの概要を簡単に
説明した後、各シリーズの解説へ移っていきます。

9
00:01:00,60 –> 00:01:04,397
ThinkPadはLenovoが展開する
ノートパソコンのブランドの一つです。

10
00:01:04,397 –> 00:01:16,943
Lenovoは出荷台数で世界首位のパソコンメーカーで、
PC出荷台数比では23%のシェアを誇っており、
パソコンのおよそ4台に1台が
Lenovo製ということになります。

11
00:01:16,943 –> 00:01:28,888
Lenovoが展開するパソコンブランドは、
ThinkPadの他にも、ThinkBookやYoga、
IdeaPadなど数多くありますが、
今回はThinkPadに絞って解説します。

12
00:01:28,888 –> 00:01:37,297
ThinkPadはビジネス向けのモデルとして
展開されており、本体の壊れにくさや、
キーボードの打ちやすさに定評があります。

13
00:01:37,297 –> 00:01:49,142
特に、本体の堅牢性には力を入れており、
拷問テストとも呼ばれる過酷なテストをパスしている
など、あらゆる環境でも快適に使えることが強みと
なっています。

14
00:01:49,142 –> 00:02:02,288
ThinkPad自体は、もともとはIBMが
開発していましたが、2004年に、Lenovoが
IBMのパソコン部門を買収したことで、それ以降は
Lenovoからリリースされるようになりました。

15
00:02:02,288 –> 00:02:06,393
IBMは過去にタイプライターを
開発していたメーカーでもあります。

16
00:02:06,393 –> 00:02:13,733
その経緯もあり、ThinkPadのキーボードは
長時間のタイピングでも疲れにくく、
打ちやすいことで知られています。

17
00:02:13,733 –> 00:02:21,908
ちなみに、LAVIEシリーズを展開するNEC、
LIFEBOOKシリーズを展開する富士通も
Lenovoグループの傘下です。

18
00:02:21,908 –> 00:02:27,113
現時点では、ThinkPadシリーズは
大きく分けて7種類に分類されます。

19
00:02:27,113 –> 00:02:34,421
X1、E、P、X、T、L、Zの7種類です。

20
00:02:34,421 –> 00:02:42,28
ここから、各シリーズごとにさらに細かく分岐し、
販売中のモデルだけでも49種類に登ります。

21
00:02:42,28 –> 00:02:49,836
さらに、それらのモデルは各種パーツの
カスタマイズが可能なため、その組み合わせは
数百種類にも及びます。

22
00:02:49,836 –> 00:02:57,577
そのため、公式ページを見ても、それぞれ何が違うのか、
分かりづらいと思う人も多いのではないでしょうか。

23
00:02:57,577 –> 00:03:06,653
カスタマイズの内容によっては、格安モデルの
Eシリーズでも、見た目上は他のシリーズを
上回る基本スペックにすることも可能です。

24
00:03:06,653 –> 00:03:10,623
つまり、パッと見では、その違いが見えにくいです。

25
00:03:10,623 –> 00:03:18,598
しかし、この動画を見ていただければ、
その違いを理解出来るようになりますので、
ぜひ最後までご覧ください。

26
00:03:18,598 –> 00:03:27,73
なお、すべてを紹介するには数が多すぎるため、
今回は、次の条件に合致するモデルに絞って解説します。

27
00:03:27,73 –> 00:03:40,954
動画作成時点で販売中のものの中でも、
IntelのCore iシリーズの第13世代、
またはAMDのRyzen 7000番台以降で、
かつ、各モデルの最新世代のみを対象とします。

28
00:03:40,954 –> 00:03:51,931
Lenovoは予告なく終売したり、カスタマイズ出来る幅を
縮小したりしますので、タイミングによっては存在
しないモデルも出てくると思いますが、ご了承ください。

29
00:03:51,931 –> 00:03:57,937
各シリーズの比較に入る前に、
モデル名の命名規則について簡単に解説します。

30
00:03:57,937 –> 00:04:03,343
一部例外がありますが、
モデル名の基本的な命名規則はこちらの通りです。

31
00:04:03,343 –> 00:04:12,485
ThinkPadの後に、シリーズ名、画面サイズ、
サブカテゴリー、世代、CPUメーカーの
順番となっています。

32
00:04:12,485 –> 00:04:21,261
例えばこのモデルの場合は、Tシリーズの、
14インチのsカテゴリーで、第5世代で、Intel版
という意味です。

33
00:04:21,261 –> 00:04:27,200
サブカテゴリはsよりv、vより無印の方が
上位のものという関係となります。

34
00:04:27,200 –> 00:04:33,740
sに近づくほど、主にカスタマイズの面で
選べる幅が狭いなど制限があるモデルとなります。

35
00:04:33,740 –> 00:04:40,447
また、世代はこのモデル自体の世代で、
CPUの世代ではありませんので注意してください。

36
00:04:40,447 –> 00:04:52,992
この他にも、ディスプレイが360度回転する
コンバーチブルタイプの場合は、2-in-1やYoga、
ディスプレイとキーボードが分離するモデルは
Detachableという文字が追加されます。

37
00:04:52,992 –> 00:04:57,330
何も付いていなければ、
一般的なクラムシェルタイプとなります。

38
00:04:57,330 –> 00:05:07,374
ちなみに、少し前から、コンバーチブルタイプの名前が
Yogaから2-in-1に変わっていっているので、
いずれはYogaの名前が消滅すると思われます。

39
00:05:07,374 –> 00:05:14,881
YogaはThinkPadとは別のクリエイター向け
パソコンのシリーズ名と名前が被るため、
変更していっていると思われます。

40
00:05:15,15 –> 00:05:18,451
それでは、各モデルについて解説していきます。

41
00:05:18,451 –> 00:05:20,587
まずは、Lシリーズです。

42
00:05:20,587 –> 00:05:29,162
メインストリーム・ビジネスノートという
キャッチコピーの通り、ThinkPadの中では、
標準的なノートパソコンの位置づけとなるモデルです。

43
00:05:29,162 –> 00:05:39,973
ディスプレイの大きさが13、14、16インチと
幅広いバリエーションから選択可能で、
それぞれにIntelとAMDのモデルが用意されています。

44
00:05:39,973 –> 00:05:55,155
他のThinkPadシリーズ含めて、画面のアスペクト比は
全て16:10以上ですが、Lシリーズの場合、
ディスプレイはWUXGA(1920 x 1200)のIPS液晶
のみですので、高い解像度が欲しい方には向きません。

45
00:05:55,155 –> 00:06:01,795
ディスプレイを360度回転させてタブレットの
ようにも使えるコンバーチブルタイプも
用意されています。

46
00:06:01,795 –> 00:06:14,140
上位のシリーズと比べると重量が重ためですが、
それでも14インチで1.3kg台と、持ち運ぼうと思えば
持ち運べる重さで、まさに標準的といえるモデルです。

47
00:06:15,8 –> 00:06:17,243
続いて、Tシリーズです。

48
00:06:17,243 –> 00:06:20,680
TシリーズはLシリーズよりもワンランク上のモデルです

49
00:06:20,680 –> 00:06:25,51
Lシリーズと比べると、
カスタマイズの幅が一気に広がります。

50
00:06:25,51 –> 00:06:32,359
例えば、5G通信や高解像度ディスプレイ、
有機ELディスプレイを選択することが可能です。

51
00:06:32,359 –> 00:06:40,233
メモリやSSDについても、Lシリーズや、
この後解説するEシリーズに比べて
高速なモデルが選べます。

52
00:06:40,233 –> 00:06:49,509
また、ThinkPadシリーズで唯一、最近話題の
SnapDragon X Eliteを搭載した
Copilot+PCのモデルもあります。

53
00:06:49,509 –> 00:07:01,921
少しシリーズの説明からずれますが、個人的には、
ディスプレイはWUXGA(1920 x 1200)だと不便
なので、高解像度ディスプレイが選択可能な点が
このモデルの良い点だと思います。

54
00:07:01,921 –> 00:07:10,697
というのも、私はよく画面を分割して
作業することが多いのですが、
WUXGA(1920 x 1200)だと
見切れることがよくありました。

55
00:07:10,697 –> 00:07:16,102
これが嫌で、私は高解像度ディスプレイを
搭載したパソコンを使っています。

56
00:07:16,102 –> 00:07:25,11
解像度が高すぎると思えば後からいくらでも拡大が
可能なので、余裕があれば高解像度ディスプレイを
選択するのがおすすめです。

57
00:07:25,11 –> 00:07:31,718
ただし、バッテリ持ちやGPUへの負荷という面では
マイナスであるという点には注意が必要です。

58
00:07:31,985 –> 00:07:34,220
続いて、Eシリーズです。

59
00:07:34,220 –> 00:07:39,359
このシリーズは、
削れる部分を削れるだけ削った価格重視のモデルです。

60
00:07:39,359 –> 00:07:46,332
SSDやメモリ、カメラなど、全体的に
他と比べて性能の低い物が使われています。

61
00:07:46,332 –> 00:07:58,978
他のモデルに比べると重量も重く、4Gや5Gにも
対応していないですが、TシリーズやLシリーズとの
優位点としては、SSDの2枚差しが
可能な点が挙げられます。

62
00:07:58,978 –> 00:08:03,416
ただし、SSDの規格は異なるので注意が必要です。

63
00:08:03,416 –> 00:08:15,462
異なるといえば、EシリーズはUSB Type-Aと
Type-Cポートがそれぞれ2つずつ、
合計4つ付いているのですが、これも、
なぜか4つとも規格がバラバラです。

64
00:08:15,462 –> 00:08:23,103
価格を抑えようとした結果なのか、
少しでも良いものを搭載しようとした結果なのか、
理由は不明です。

65
00:08:23,103 –> 00:08:31,978
なお、USBの規格については過去動画で
解説していますので、もしご興味があれば、
概要欄からぜひご覧ください。

66
00:08:31,978 –> 00:08:39,786
ちなみに、一番下のRJ-45というのは、
イーサネット、つまり有線LANのポートのことです。

67
00:08:39,786 –> 00:08:51,431
とはいえ、ThinkPadの名前が付いているだけあって、
堅牢性やトラックポイント、充実のサポート体制など、
ThinkPad特有の強みは当然持っています。

68
00:08:51,431 –> 00:08:59,5
最低限のシリーズではありますが、
ThinkPadであることを重視するのであれば、
選択肢になり得るモデルです。

69
00:08:59,5 –> 00:09:01,408
続いて、Xシリーズです。

70
00:09:01,408 –> 00:09:06,846
持ち運びに特化したシリーズで、
13インチ以下のモデルのみが用意されています。

71
00:09:06,846 –> 00:09:13,720
また、ThinkPadシリーズで唯一、ディスプレイと
キーボードが分離するDetachableモデルがあります。

72
00:09:13,720 –> 00:09:19,59
上位モデルほどではなくとも、
小型で軽量なモデルが欲しい方におすすめです。

73
00:09:19,59 –> 00:09:21,628
続いて、X1シリーズです。

74
00:09:21,628 –> 00:09:35,475
ファーストクラスの体験をというキャッチコピーからは、
つまりどういうシリーズなんだと思われるかもしれません
が、X1シリーズはLenovoの顔となるようなモデルで、
最先端の技術が詰め込まれているシリーズです。

75
00:09:35,475 –> 00:09:45,18
このシリーズだけは、命名規則が他とは異なり、
ディスプレイサイズの表記が無い変わりに、
CarbonやNanoなどの固有名詞が付きます。

76
00:09:45,18 –> 00:09:51,458
そして、それぞれの固有名詞に対して、
ディスプレイサイズがそれぞれ1つだけ紐づきます。

77
00:09:51,458 –> 00:09:58,965
つまり、X1 Carbonなら14インチ、
X1 Nanoなら13インチということが確定します。

78
00:09:58,965 –> 00:10:14,14
このシリーズは、性能はもちろん、機能、本体重量、
バッテリ持ち、堅牢性など、どれも犠牲にすることなく、
あらゆる要素を高いレベルで実現している
フラッグシップモデル群です。

79
00:10:14,14 –> 00:10:20,754
ThinkPadシリーズの中では唯一、
全てのモデルにIntel製のCPUのみが採用されています

80
00:10:20,754 –> 00:10:34,34
ちなみにですが、ThinkPadシリーズ自体が
ビジネス向けのモデルであるためか、AMDが
選択可能なシリーズであっても、基本的には、
Intelを搭載したモデルのほうが優遇されています。

81
00:10:34,34 –> 00:10:43,143
というのも、IntelとAMDがどちらも選択可能な
場合、AMD版は周回遅れのものが
採用されている傾向にあります。

82
00:10:43,143 –> 00:10:53,520
他社を見ても、ThinkPadのライバルともいえる
ビジネス向けノートパソコンである、パナソニックの
Let’s noteも、AMDモデルは無く、Intelのみです。

83
00:10:53,520 –> 00:11:03,196
法人向けだとAMDモデルはあまり人気が無く、
積極的な展開をしてもあまり需要が無いことが、
周回遅れになっている理由だと思います。

84
00:11:03,196 –> 00:11:15,342
話を戻して、カメラも、ThinkPadシリーズで唯一、
4Kの800万画素で、IR、MIPI、
人感センサ付きのカメラが選択可能です。

85
00:11:15,342 –> 00:11:23,983
ちなみに、IRというのは赤外線カメラのことで、
これを選ぶと、Windows Helloによる
顔認証が可能になります。

86
00:11:23,983 –> 00:11:34,127
また、MIPIというのはカメラの接続方式のことで、
そうでないものと比較して、低遅延で、
クリアな映像を映すことが可能です。

87
00:11:34,127 –> 00:11:38,898
人感センサは、文字通り、人の存在を検知できます。

88
00:11:38,898 –> 00:11:45,405
例えば、パソコンの前から人が離れればディスプレイが
消灯して自動的にロックをかけてくれます。

89
00:11:45,405 –> 00:11:49,676
人が戻ってこれば、
自動的にディスプレイをオンにしてくれます。

90
00:11:49,676 –> 00:12:06,726
人感センサとIRの両方に対応しているため、
人がパソコンの前に戻ってくるだけで、キーボードや
マウスに一切触れることなく、ディスプレイが点灯し、
Windows Helloによる顔認証でロックが
解除され、すぐに使えるようになります。

91
00:12:06,726 –> 00:12:10,230
他にも、X1ならではの特徴があります。

92
00:12:10,230 –> 00:12:18,738
このシリーズは、他のモデルと同じディスプレイ
サイズのモデルと比較しても、断トツで小さく、
軽いところも特徴です。

93
00:12:18,738 –> 00:12:29,82
ディスプレイサイズの違う14インチのX1 Carbonと、
12.3インチのX12 Detachableで比べても、
X1 Carbonの方が軽いです。

94
00:12:29,82 –> 00:12:38,692
なお、X1 Nanoは、今回解説するモデルの中で唯一、
旧世代の第13世代のIntel Core iシリーズを
搭載しています。

95
00:12:38,692 –> 00:12:44,164
他のシリーズは、Intel搭載モデルは
全てCore Ultraシリーズへ移行済みです。

96
00:12:44,164 –> 00:12:58,578
X1 Nanoは、ThinkPadシリーズの中では唯一、
1kgを切っているところが特徴なのですが、
小さく軽い以外に強みがなく、とはいえ、
他社と比べると軽すぎるというわけでも無いです。

97
00:12:58,578 –> 00:13:07,387
インターフェースもThunderbolt4が2つだけで
あったり、キーボードがほかのモデルと比べた場合に
打ちにくいなど、デメリットも目立ちます。

98
00:13:07,387 –> 00:13:13,393
Intel Core Ultra搭載モデルが登場しないのは、
リストラ候補になっているからかもしれません。

99
00:13:13,393 –> 00:13:28,842
ちなみに、X1シリーズの現役モデルとしては、他にも
折りたたみディスプレイを搭載したX1 Foldも
ありますが、残念ながら、第12世代Core iシリーズ
止まりなので、今回は解説から除外しています。

100
00:13:29,376 –> 00:13:31,578
続いて、Pシリーズです。

101
00:13:31,578 –> 00:13:39,85
Pシリーズは、ThinkPadシリーズの中でも、
トップクラスの性能、および拡張性を誇ります。

102
00:13:39,85 –> 00:13:57,270
ThinkPadシリーズで唯一、CPUは
Intel Core Ultra 9、AMD Ryzen 9が
用意されており、メモリは最大で96GBまで拡張可能
で、さらに、SDカードスロットやNvidiaの
グラフィックカードを追加することも可能です。

103
00:13:57,270 –> 00:14:05,812
M.2 SSDは最大で2つまで搭載可能で、
中には、RAID0/1にも対応するモデルもあります。

104
00:14:05,812 –> 00:14:16,56
RAIDについて少し補足しますが、RAID0は
ストライピングといい、2つのSSDに対して、
データを分割して書き込むことが可能です。

105
00:14:16,56 –> 00:14:20,26
これにより、データの読み書きの速度が高速になります。

106
00:14:20,26 –> 00:14:26,866
RAID1はミラーリングといい、2つのSSDに
対して、同じデータを書き込むことが可能です。

107
00:14:26,866 –> 00:14:32,305
これにより、片方のSSDが破損したとしても、
データが保護されます。

108
00:14:32,305 –> 00:14:40,213
書き込み速度を優先したい場合はRAID0、
冗長性を優先したい場合はRAID1
にするといった選択が可能です。

109
00:14:40,213 –> 00:14:44,551
もちろん、
それぞれ別々のストレージとして使うことも可能です。

110
00:14:44,551 –> 00:14:52,459
4TBまで対応可能なモデルもありますので、合計で
8TBという大容量ストレージにすることも可能です。

111
00:14:52,459 –> 00:15:07,107
他にも、4Kを超える解像度である
WQUXGA(3840 x 2400)や、800nitという
非常に明るいディスプレイを選択することも可能で、
とにかく、他のシリーズとは一線を画す
ウルトラハイエンドなシリーズとなります。

112
00:15:07,107 –> 00:15:15,548
また、主要なアプリケーションとの互換性が
外部機関によりテストされており、全モデルで
ISV認証を取得しています。

113
00:15:15,548 –> 00:15:24,90
ちなみにですが、P1というモデルは、当然ですが、
1インチのディスプレイを搭載しているモデルという
意味ではありません。

114
00:15:24,90 –> 00:15:31,398
実は、このモデルは元々はX1 Extremeという名前で、
X1シリーズに属していました。

115
00:15:31,398 –> 00:15:43,977
ただ、X1シリーズをモバイル向けのフラッグシップ
モデルだけにしたかったのか、16インチという
大画面であるこのモデルは、後になってPシリーズに
移籍されてきた異色のモデルです。

116
00:15:43,977 –> 00:15:55,455
元X1シリーズということもあり、IntelのCPUのみが
選択可能で、LPCAMM2を搭載しているなど、
最先端の技術が使われています。

117
00:15:55,455 –> 00:16:10,370
LPCAMM2メモリは換装可能なモジュールタイプ
でありつつも、オンボードのLPDDR5Xメモリと
同じスピードで、かつ省電力という、オンボードメモリと
SO-DIMMの良いとこ取りのような次世代メモリです。

118
00:16:10,370 –> 00:16:20,146
実はこのメモリ、現時点で世界で唯一、
ThinkPad P1シリーズにのみ搭載されている
超最先端メモリでもあります。

119
00:16:20,146 –> 00:16:27,220
なお、Lenovoお得意の大幅割引後の価格で、
スタンダードなモデルでも40万円を超えてきます。

120
00:16:27,220 –> 00:16:32,58
性能もすごいですが、価格もすごい、超弩級モデルです。

121
00:16:32,359 –> 00:16:34,728
最後に、Zシリーズです。

122
00:16:34,728 –> 00:16:39,599
キャッチコピーを見ても、
意味不明だと思われた方も多いのではないでしょうか。

123
00:16:39,599 –> 00:16:44,237
Zシリーズは新世代でサステナブルな
ユーザ向けという謎カテゴリーです。

124
00:16:44,237 –> 00:16:48,675
X1シリーズの逆で、
AMD搭載モデルしかありません。

125
00:16:48,675 –> 00:17:01,588
インタフェースがUSB4が2つだけなど、
小型化させている感じはありますが、
金属筐体なのもあって、13インチで1.2kg台と、
そこまで軽いわけでも無いです。

126
00:17:01,588 –> 00:17:11,664
見た目が他のThinkPadとは大分異なるので、
デザインが好きなら選んでもいいかもしれませんが、
そうでないならあまり選択肢にはならないと思います。

127
00:17:11,664 –> 00:17:18,905
他のシリーズと違う独自の機能としては、
カメラのプライバシーシャッターが電子式である
という点があげられます。

128
00:17:18,905 –> 00:17:30,717
他のモデルが物理的にカメラを覆うタイプの
プライバシーシャッターに対して、Zシリーズの場合、
カメラモジュールへの電源供給を遮断することで
無効にする仕組みを取り入れています。

129
00:17:30,717 –> 00:17:41,695
個人的には、物理的なプライバシーシャッターのほうが、
無効であることが一目瞭然で安心感があると思うので、
この特徴はデメリットでもあると思っています。

130
00:17:42,362 –> 00:17:46,499
以上が、ThinkPadの各シリーズの特徴の解説でした。

131
00:17:46,499 –> 00:17:49,402
シリーズごとの違いがわかってきましたでしょうか?

132
00:17:49,402 –> 00:17:51,905
でも、まだ終わりではありません。

133
00:17:51,905 –> 00:18:08,755
次回は、より深く、CPU/GPU/メモリ/
ストレージ/インターフェース/ディスプレイ/
通信規格/カメラ/筐体サイズ/重量の観点で、
違いをさらに詳しく見ていきます。

134
00:18:08,755 –> 00:18:19,165
ここまででもThinkPadの各シリーズの特徴が
よく理解できたのではないかと思いますが、さらに
詳しく知りたいという方は、ぜひ続きもご覧ください。

135
00:18:19,165 –> 00:18:27,807
最後に、この動画が気にいった方、
続きが気になる方は、ぜひ、
いいねとチャンネル登録をお願いいたします。

136
00:18:27,807 –> 00:18:34,314
このチャンネルは、パソコンやガジェット関連の
レビュー、解説動画を中心に投稿しています。

137
00:18:34,314 –> 00:18:41,354
パソコンやガジェット関連に興味のある方も、
ぜひ、いいねとチャンネル登録を
よろしくお願いいたします。

138
00:18:41,354 –> 00:18:44,190
感想などもコメントいただけると嬉しいです。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です